HP「東江戸川工廠」のブログです。

2009年04月12日

空母決戦・その5:真珠湾攻撃シナリオに対して怒る

次のシナリオは真珠湾攻撃です。
南雲機動部隊から攻撃隊を出して真珠湾在泊の米艦隊を撃滅すればいいんだから練習シナリオだよね〜。。。
などとなめていると、必ず1度は痛い目に遭います。
しかもゲームシステムのせいで。

勝利条件に「空母、戦艦、重巡」のどれかを沈めろとあるので、SLG慣れしてる人は「ああ、ハルゼーがいるんだな」くらいのことは想像がつきます。
ですから、対艦装備、対地装備の攻撃隊を真珠湾の攻撃に出して在泊艦隊とオアフ飛行場の航空兵力を撃破し、後顧の憂いを絶ってから米空母艦隊を探すというのが定石でしょう。
実際、そうしました。
対地攻撃隊、真珠湾到達。
直掩戦闘機隊を撃破し、急降下爆撃隊による対地制圧が始まります。1回では制圧できず。
既に第二次攻撃隊も出しているから次で沈黙させられるでしょう。
次いで対艦攻撃隊、真珠湾到達。
。。。え、なんで飛行場を攻撃してるの?
ってか、攻撃対象を選択するコマンドはないんですか?

つまり、このゲームのシステムには「在泊」という概念はないわけです。
従って真珠湾に攻撃隊を送るということは、飛行場を攻撃することを一意に示しています。
というわけで、勘のいい人ならもうおわかりでしょう。
米太平洋艦隊を攻撃するためには、その位置を索敵機を放って探すしかないわけです。

ちょっと待て!

「なぜ真珠湾を攻撃するのか」ってヒストリカルな部分は完全に置き去りです。
さすがにこれには頭に来ました。
シナリオ冒頭、副官も「敵の艦隊はまちがいなく真珠湾にいるはずです」とか宣ってるのにですよ?
真珠湾にいないじゃん?
もうね、アホかと。

結論から言えば米太平洋艦隊は真珠湾基地と同じ地点の海上にいます。
シナリオ冒頭に真珠湾方面に索敵機を放ち、オアフ基地と同じ位置にある米太平洋艦隊を「発見」する必要があることになります。
納得いきませんよ。
ボードゲームでもPCゲームでも、プレイヤーは「どうしてこういうルールになっているんだろう」「デザイナーは史実の何を表現したくてこのルールがあるんだろう」と疑問を持ち、ゲームやデザイナーズ・ノートを通じてデザイナーと会話して疑問を解決していくわけです。
この在泊概念の欠如については、デザイナーはどのような説明を準備しているのでしょう。大変興味があります。
システム上の都合ならそれでもいいです。
ただ、副官に言わせて欲しいです。
「事前の情報では太平洋艦隊は真珠湾に在泊しているはずですが、万一を考えて事前に索敵機を飛ばしましょう」
これだけの小細工をするだけでも「ああ、副官の言うこと聞いときゃ良かった」とプレイヤーが自分の不明を嘆く方向に導けるはずです。
客の心理をもうちょっとでいいんで読んで欲しいです。

ハルゼーのエンプラはどうでもいいです。適当に探して適当にやっつけて下さい(かなり投げやり)



というわけで、攻撃隊は対艦装備でも対地攻撃ができることは実証できました。
ミッドウェイ海戦シナリオのような時間にタイトなシナリオでは、役に立つかも知れません。
あと、このシナリオあたりからはちゃんと直掩戦闘機を上げておくことをお薦めします。
エンプラからの窮鼠の反撃を受けかねませんから、索敵機は確実に落としておきましょう。

ああ、納得いかん。
posted by じゃむ猫 at 12:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 空母決戦
この記事へのコメント
まあ、史実でも攻撃隊発艦直前に「利根」「筑摩」の零式水偵が直前偵察に出てますから。

0300『敵艦隊は真珠湊にあり 「筑摩」1番機』
0305『敵艦隊はラハイナ泊地にあらず 「利根」1番機』
Posted by 川崎まなぶ at 2009年04月20日 22:54
うん、そういう史実があるのだからそれを利用して誘導すべきだろうということですよ。それ知ってる人は素直に水偵出すもの(笑)
Posted by じゃむ猫 at 2009年04月20日 23:59
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